地方のゲイの出会いの「質」 仲良くするだけじゃ、ダメですか？
スマホが登場して、出会い系アプリは素晴らしい進化をしてくれたと思うわ。
これさえあれば、今夜のオカズから、旅行先の地のモノまで、何でも見つけられるわね(^_-)-☆
あっしは地方に移住してきたアラサーのゲイ。
今回は地方で生活している中で気が付いた、地方のゲイの出会いの「質」について書くわよ。
どこにいてもだれとでも繋がれる、出会い系アプリは神
地方ってゲイが少なくて出会いが少ないと思われがちだけど、アプリに関していうとそうでもなくて、案外多くの人が活用している印象があるわ。
アプリ以外のゲイの出会いは残念ながら不毛なの…そのことについてはこの記事にまとめたわ。
最近はcovidの影響もあって、都市部から地方への移住が注目されているわね。
あっしは実際に地方に移住したわけだけど、いくつかある移住の不安要素の中にゲイの出会いがあるか、というのもあったわ。だって、いくら家賃が安くて食べ物がおいしくても、出会いのない場所に住むなんてつまらなくて嫌よ。
そんな地方で、ゲイの出会い系アプリはなくてはならない存在ね。上で紹介した記事に詳しく書いたんだけど、田舎で人が少なくなればなるほど現実に存在する出会いの場（ゲイバーとか）が少なくなるわ。そんななかで同じセクシュアリティの人と出会うためにはアプリを活用するしかないの。どんなに田舎でも、ネットとスマホさえあればアプリには登録できるんだから、どこにいても出会いが探せるというのは、地方生活にとって便利な存在よ。
出会いの数は多くても…
アプリを使うことで、まぁそれなりに多くの人と出会うことができるわ。
なんだ、アプリでいろんな人と出会って交友の輪が広がるなら、地方生活も楽しそうだな。って思うかもしれないけど、現実はそんなに単純じゃないの。簡単に言うと、出会いの「数」は多いんだけど、多くがヤリ目という傾向があるの。セックスを前提としないで、同じセクシュアリティを持つ友人を作ったり、コミュニティを探す場として、アプリはちょっと役不足ね。
アプリは誰でも使うことができる便利なツール。いろんな年代やバックグラウンドを持っている人がいるし、中にはゲイだけど異性の人と結婚して家庭を持っている人も登録しているわ。
想像してみて。結婚して家庭を持っている人がアプリを使うということは、家族や周囲の人に身元がバレないようにアプリを利用しているということになるわね。更に、異性との結婚生活があるということは、長い時間を一緒に過ごすような関係性を探していることはないと思うわ。世の多くの異性愛の男性が結婚することで「自由がなくなった」と不満を漏らしているのを聞く限り、結婚して家庭があるにもかかわらず同性の友人と多くの時間を過ごすということは難しいはず。
アプリを使う目的がヤリ目である傾向があるのは地方に限ったことではないわ。都市部でもアプリを開く多くの人は、性的欲求を満たす目的であることが多いわ。でも、都市部ではアプリ以外の出会いの場があるわね。例えば行きつけのゲイバーがあれば、セックスなしの仲の良い飲み友達が作れるし、同じ趣味を持つ人同士が集まるゲイのサークルもたくさんあるわ。残念ながら地方にはそういったものがないの。出会いのプラットフォームとしてあるのは出会い系アプリだけで、そこにいるメンバーは性的欲求を満たそうとしている人たちだらけ。
地方のゲイの出会いの「質」 仲良くするだけじゃ、ダメですか？
あっしは地方移住してから出会いの「質」というのをよく意識するようになったわ。
そりゃ、あっしはアラサーのゲイ。年齢的にターニングポイントに来ているから、若いころと同じような出会いがある訳ないのは、悲しいけれど事実ね。でも、地方に引っ越してきてからの出会いがセックスを前提とするものが多くなったことにびっくりしたわ。もちろん、セックスを第一の目的とした出会いが悪いと言っているわけではないわ。出会いの中にはいろんな目的があって、それを「質」として考えた時、地方の出会いの「質」は偏りがあるということに気が付いたの。
もちろん、すべての地方と呼ばれる地域があっしの住んでいるところと同じであることはないと思うし、もしかしたらあっしは性的な目で見られがちで（ﾎﾟｯ♡）セックスを前提とした出会い人より多いがのかもしれないけれど、これがあっしの感じた地方のゲイの出会い事情ね。
因みに、だからといって面白い出会いが無いということはないわ。（セックスを前提としないような関係を持つ）ゲイとの出会いは少なくなったけれど、セクシュアリティを考えなければ地方移住をすることで興味深い人と出会う機会が多くなると思うわ。このことに関しては、ほかのたくさんの方がブログや動画で移住のメリット～みたいなところで解説していると思うから、あっしの出る幕じゃないわね。
