アラサーおゲイ、地方へ行く

ブログを新しく始めました。

ひとことおお美、アラサーのおゲイです💋

 

あっしの出身は東京だけど、いろいろな事情があって、東京から遠い町へ引っ越してきました。引っ越して早1年半…普通に仕事や子育てとかのテーマで、都会暮らし・田舎暮らしの比較とかすると思うけど、あっしにとっての物事の基準はゲイライフ。今回はゲイライフの良しあしについて書いていくね。

 

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ゲイライフ、地方の良いところ、悪いところ

良いところは、ゲイコミュニティが小さい、もしくは存在していないので、都会のコミュニティによくあるような「しがらみ」がないというところ。これは、あっしがよそ者だからというのもあるけれど、変な噂を流したり流されたりしないのは気分が良いものです。(今まで嫌がらせを受けてきた訳でもないけどね笑)

 

悪いところは、正直、結構ある。

さっきも書いたように、ゲイコミュニティがなさすぎるので、必然的にゲイの数も少ないんだよね。だって、ゲイバーとか楽しめる場所がなかったら、あまり住みたくないでしょ、ゲイの人たち。まぁ、ゲイバーはいかない人も結構いるから必須じゃないとしても、楽しみを求める若いゲイたちは、自然と都市部に流出してしまうんだよね。そして、一部の、地元を離れることがなかったゲイが地方に残るということになるわけ。この人たちも、一皮めくってみれば個性豊かで面白かったりするんだけどね。

あっしはまだ体験してないけど、コミュニティが小さいと、何かトラブルがあったときに深刻化しやすいという性質もあるみたい。これはゲイに限らず、たとえば部落なんかの住民コミュニティでも同じような問題があると思う。身バレしやすいうえに、噂がすぐに広まってしまう田舎ならではの問題だね。都会の人からすれば「嫌なことがあったら引っ越しちゃえばいいじゃん」と思うかもしれませんが、なかなかそういうマインドにならないみたい。大変だね。

 

アラサーおゲイ、地方へ行く

そんな地方生活を続けていると、やっぱり刺激が少なくて退屈。

そんなときは、刺激を求めて遠出します。結構遠くまで行きます。周りに聞いてみると、車を飛ばして4時間かけて遊びに行くとか、ザラみたい。普通に旅行に行くくらい時間をかけて、みんな遊びに行くんだって!日帰りで!!

東京に住んでいるときは、毎週末、下手したら平日の夜でも時間があったりお誘いがあれば遊びに繰り出すのが日常になってたけど、地方に住んでいるとそうした機会があまりなくなるんだよね。これはむしろ良い変化で、自分のために時間を使えるようになるっていうのはアラサーにとっては結構いいかも。そして何より、惰性で遊ばないようになると、たまに遊びに出た時の充足感がとても高くなっていることに気づく。これ、結構大切なことだと思う。QOL、めちゃめちゃ上がってる!

 

ゲイが都市部から地方に行くと…

最初はつまらないと思う。アプリ開いても少ないパイが繰り返し出てくるだけだし、ゲイバーもなければイベントもない。。。刺激的な出会いが日常に潜んでいない日々って、想像しただけで萎えちゃうでしょ。

でも、ゲイライフはなければ、ちょっと遠出して楽しめばいいし、何だったらついでに東京に帰省もしちゃえばいいの。そして、ふだんはたっぷりある時間とお金を自分のために使えばいいの。

結局のところ、地方移住のLGBT問題も、ほかのテーマと同じようなものなんだと思う。最初は慣れない土地で苦労すると思うけど、長期的な目線で見ると、地方の方がメリットが多かったりするんじゃ…ないかなー。

 

っていっても、あっしもまだ地方にきてすべてが分かってるわけじゃないから、これからブログでいろんな気づきをシェアしていきたいと思ってるけどね。